どうやら自分は平均以下の性格らしい。『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』

今回は「自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義」という本を読んでみました。心理学もそうでしたが、自己啓発本でしょうか。約300ページと少しボリュームがある本で、よくある文字ばかりの本でしたので読みづらいかなと思いましたが面白い内容があり、発見もありましたので書評としてまとめておきます。

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

 

どんな本?

自分の性格を今一度見つめ直してみるのにピッタリの本でした。外向的か、内向的か、それらがどういう特徴を持っているか、人生においてどういうメリットやデメリットがあるかなどなど心理学を用いてパーソナリティや人生について紹介されていました。

途中で心理テストのような(ちょっと違うかも?)パーソナリティ検査があるので、それは実際にやってみるとおもしろいですよ!

ペンがあった方がいいです!数十個の質問に7段階で当てはまり度合いを記入して採点していきますので、読む時はペンが必須!

 

自分の性格・適性がわかる検査では、「誠実性」「協調性」「情緒安定性」「開放性」「外向性」の5つの項目すべてで成人の平均スコアより低かったです。。。

うぅ〜ん。

 

セルフモニタリング検査ではスコアが高めでした。高い人は場の空気に合わせる、人目を気にするという特性があり、低い人は人目を気にしない、自分自身を貫くという特性があるそうです。

(これはスコア低い方がよかったな。。。)

 

「自己解決型」か「他者依存型」かの検査では、「他者依存型」でした。

要は、「流されやすい」「影響されやすい」ということです。

(この辺から自分がいやになってきました。。。)

 

健康についてのセルフチェックというのもありまして、僕は、

  • 近い将来病気になる可能性が「低〜中程度」
  • 近い将来病気になる可能性が「中〜高程度」
  • 近い将来病気になる可能性が「高〜非常に高い」

という3段階で「中〜高程度」でした。

(大丈夫かな。。。)

 

 

学んだこと・感じたこと

「人目を気にしがちで流されやすい」という性格はいや!

今まで一生懸命、「自分はブレない!」と言い聞かせるように生きてきましたが、この本で自分の本性を突かれているようでなんだか複雑な気持ちになりました。

「人目を気にしがちで流されやすい」という性格、自分ではわかっていたつもりですが、やっぱりこうやって数値に出るとグサッときます。そしてブレない性格、人目を気にしない性格を持っている人には心から憧れ、心から尊敬しています。そして、羨ましいです。

 

「人目を気にしがち」な性格の人にもこういう良い点がある、という感じで本には書かれていましたが、「ん〜」となっちゃう。それでもな〜と。

本の中には「違う自分を演じる」というのも書かれていましたので、ブレない性格を持った人になりきってみようと思います。(友人たちから面倒くさがられますかね?)

 

「どこからが自分でどこからが自分以外?」という話がおもしろかった!

口の中に唾を作って、それをそのまま飲み込めるか。じゃあもう一度唾を作って今度は一旦それをコップに吐き出し、その後でその唾を飲み込めるか。

という話があり、最初のは難なく飲み込めると思うのですが、ひとたび口から外に出たものをもう一度口の中に戻して飲み込むというのはちょっと気が引けてしまうという不思議な感じ。とてもおもしろいエピソードでした。

どの時点まで「自分の一部」で、どこからが「自分以外」になるのかという疑問は僕の中でとても新鮮な観点でしたね!

 

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